公開講座　開催報告

2023年10月21日（土）2023年度関東中央病院看護部主催の公開講座を対面とオンラインのハイブリットで開催いたしました。

テーマ：地域中核病院の使命：急性期看護と災害時の初期対応を学ぶ  

• 午前の部：10：00～12：00　
  「災害時のトリアージと初期看護」

• 講師：救急看護認定看護師　橋本多門先生　
• 参加者： 38名（対面：17名、オンライン21名）

災害看護の基礎として、首都直下地震の特徴と世田谷区西南部の被害想定について近隣の医療機関の配置や想定される被害状況を具体的に示しながら、必要な備えについて理解を深めることができました。
災害時の特徴的な外傷として、クラッシュ症候群、熱傷の症例が紹介され、研修後半では事例患者のトリアージタッグ記入等を体験しました。

• 午後の部：13：30～15：30　
  「高齢者の急性期看護における課題と対応策：症例を通じて学ぶ」

• 参加者：31名（対面：14名、オンライン17名）
• 講師：急性・重症患者看護専門看護師　齋藤大輔氏　

午後は、「新たなペイシェントジャーニー」として、高齢者の急性期看護における課題と対応策について、症例を通じて考える機会を得ました。
認知症・疼痛管理・高齢者の薬剤調整などの事例を通して、地域との連携強化の必要性を実感できました。

今後も公開講座を企画してまいりますので、皆様奮ってご参加ください。

今回の公開講座にご参加くださいました院内外の皆様、ありがとうございました。

（講師：橋本先生と齋藤CNS）