"ついさっきまで変わりなかった患者さんの容体が急変する"病院では時にこのような状況が発生しますが、有効な胸骨圧迫や人工呼吸ができなければ後遺症のない救命はできません。的確に状況判断をし、質の高いBLSを実践出来るよう当院では入職者や新人看護師へ講習会で指導しています。
目の前で心停止に至るケースに遭遇する可能性は病院内において少なくはありません。そしてその瞬間は突然やってくるのです。私自身医療従事者として、BLS・ACLSのスキルを常に最高のものにしたいと思いインストラクターの資格を取得しました。救命は一人の力では行えません、その現場に遭遇したメンバーがチームとなり目の前の患者の救命処置を実践し蘇生させなければなりません。誰もが落ち着いて救命処置に望めることがベストですが、そうではない状況も起こりえるのです。インストラクターとして個人スキルの向上と合わせチームでの蘇生対応能力が高まるようセクションや研修で指導したいと日々研鑽しています。