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教育体制

チーム支援型新人看護師教育体制

新採用看護師バッヂ 新人看護師は1年間、経験ある看護師は3ヶ月間、新採用看護師バッヂを胸につけ安全な医療が提供できるようにしています。

当院の新人看護師教育体制は、病棟スタッフ全員が新人教育に関わります。看護技術、業務指導を行う新人担当者と、新人看護師の指導と新人担当者への支援を行う教育担当の主任看護師を配し、新人指導者以外のスタッフも教育支援に関わるような仕組みを作っています。

新人看護師 佐々木 愛莉 5西病棟/2015年入職

成長過程に沿った指導で、看護に対する積極性が芽生える

入職間もない頃は、目の前の仕事をすることで精一杯でした。看護実習では一人の患者さんを看ていましたが、複数の患者さんを担当するようになり、業務が重なった時に的確に動くことができませんでした。知識や技術が足りず、力になれない自分を歯がゆく感じることもありました。
しかしそんな時も先輩方が支えてくださいました。入職間もない頃は毎日、指導担当の先輩がついてくださり、はじめて経験する看護や分からないことことがあると丁寧に指導していただきました。仕事や職場に慣れてきた今は少し距離を置いて見守ってくださるようになり、積極的に看護に取り組めるようになったと思います。

課題を明確にして、克服するために学習する姿勢が身につく

最初は“何が分からないのかが分からない”という状態でしたが、経験や学習を積み、原因や課題を明確にして、それを克服するために学習する姿勢が身についてきたように感じます。
今の目標は、まず一人前の看護師になるために自己研鑽に励むことです。そして、忙しい時も心に余裕をもって、患者さんに関われるようになりたいと思っています。

実地指導者 井野 智英子 5西病棟/2012年入職

新人さんの性格や得手不得手を理解したうえで指導

人それぞれ性格が違うように、得手不得手も人によって違います。新人さんを指導する際は、そうしたことを把握したうえで効果的な指導をすることが重要です。そのために月に一度、新人の指導担当者が集まって状況確認と、それに応じた目標設定を行っています。そして、チームや部署全体で新人さんをサポートするためにメンバー間で共有するようにしています。

注意すべきことはしっかり伝え、今後の看護に反映できるようアドバイス

指導する際は、自分が新人だった頃を思い出し、先輩がしてくださった指導を参考にするよう心がけています。新人さんが高いモチベーションをもって働ける関わりを大切にしていますが、患者さんの健康や命に関わる仕事をしているので、注意すべきことはしっかりと伝えるようにしています。そういった時は単に叱るのではなく、今後に向けての対策を見つけられるようアドバイスしています。
また、メンタル面のサポートにも気をつけ、こちらから声かけをするなど、気軽に話せる関係づくりに努めています。

 

新人看護師 西浦 ともこ 手術室/2015年入職

希望していた手術室での看護で、新たな発見がいっぱい

学生時代の看護実習で手術室を見学させてもらった時に、看護師の方が情熱をもって働く姿を見て憧れを抱くようになりました。そしてクリニックで働く中で、器械出しなど手術に関わることにやりがいを感じるようになり、大きな病院で手術看護をしたいと思い、当院への入職を希望しました。
働きはじめて、イメージ通りだったことと、イメージとは違った新たな発見がありました。イメージ通りだったことは、うまく医師のサポートができてスムーズに手術が進んだ時の充実感です。新たな発見は、外回りのむずかしさです。また、同じ手術でも患者さんが違うとモニターの波形も異なり、それを見て推移を予想するのはまだまだ勉強が必要だと感じています。

積極的に研修に参加して、幅広い知識と技術を吸収

分からないことがある場合は、先輩がサポートしてくださるので安心です。根拠も説明してくださるのでとても分かりやすいです。手術室には研修係があり、テーマ毎にさまざまな勉強会が開かれ、私は毎回参加しています。
最近は携わる手術の数も増えてきました。また、落ち着いて取り組めるようになったことで、周囲の動きも見えるようになり、医師が求めることが予測できるようになってきました。手術の流れは一通りつかめたので、これからは一つひとつの作業についての理解を深めていきたいと思います。

実地指導者 山本 成美 手術室/2012年入職

できる限り不安や緊張を感じることなく、手術看護に取り組めるようにサポート

部署内の新人さんの教育担当と、具体的に指導やサポートを行う指導担当を任せていただいています。教育担当としては、キャリアパスの目標に基づきながら、1年目の看護師として成長できるようはたらきかけています。例えば、できる限り不安や緊張を感じることなく手術看護ができる環境づくりや、効果的な学習をするためのアドバイスなどが挙げられます。
手術室での看護は専門的な知識や技術が必要なので、部署内の研修係が研修や勉強会を企画して開いています。こうした学びも新人さんの成長につながっています。

根拠を説明することで、対応力が飛躍的にアップ

指導担当としては、はじめて関わる手術のポイントの説明や看護の振り返りを行います。そして課題を明確にして、改善のための指導をしています。手順や技術の説明だけでなく、“なぜこのようなことをするのか”をしっかり伝えるようにしています。そうすることで理解を深め、対応力が伸びるんです。
また、患者さんの話を聞くことは、患者さんの不安軽減になるだけでなく、円滑に手術を進めることにもつながるため、術前訪問をしっかり行うように指導しています。
はじめからすべてをうまくできる人はいません。思うようにできなかったとしても、まわりのスタッフが支えるので、手術室の看護に関心がある人は是非チャレンジしてください。